【重要】
前日時点で自宅住所で(国および各都道府県の)非常事態宣言が出されている場合は、出走できません。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
生命の輝きを求めて「暁の海抜0mから3,003mの頂上へ」
人間は山の頂には憧れを、海には広大な夢を、河川には源流に探究の想いを抱き続けてきました。
文明が進化し、乗物が進歩して日常がスピード・利便性・効率性に支配された昨今、本来の人間のもつ力・感覚・感性・能力はどこか失われているように感じます。
1,300年の昔から「立山」は、山岳信仰の聖地として全国各地から極楽浄土を求めて多くの禅定登山者が自らの足で頂上を目指してきました。
原生に立ち返り、二本の足だけで汗をかきつつ、海抜0mから3,003mへの頂きを目指して、駆け上りましょう。
豊な自然の風、雲、雨、太陽、大地の中に溶け込み、自らの限界に挑戦することでそれぞれの「生命(いのち)の輝き」を感じ事ができるでしょう。
「暁の海抜0mから3,003mの頂上へ」旅たちの時です。
第23回 立山登山マラニック
23rd Mt.Tateyama Maranic 2020
COVIT-19が、私たちの生活及び経済に影響を及ぼすことを回避するため、4月16日に、日本全国を対象に非常事態措置が出されました。
非常事態宣言の下、我々は一丸となって、「基本的な感染予防の実施」や「不要不急の外出の自粛」、「3密を避ける」ことなど自己の感染を回避するとともに、他人に感染させないようにと行動をとってきました。
その結果、5月中旬には、実行再生産数は1を下回り、オーバーシュートを免れることができ、緊急事態宣言の部分解除も見えてきました。
しかし、緊急事態宣言が解除されたとしても、「before corona」の生活に戻れるわけではありせん。
それは、有効なワクチン及び医薬品の開発等、治療法の確立にはさらなる時間が必要だからです。
したがって、私たちの生活は「with/after corona」と段階的に回復していくものと考えられます。
私たちは、緊急事態宣言の約1か月間の生活で次の事を学びました。
1)「3密の回避」、「手洗い・消毒」「マスク(意識面では効果あり)」の一般的な感染症対策は、自己防御、他人への感染回避に有効である。
2)テレワーク・TV会議等、現代のシステムを活用すれば、経済的な面では、上手くいく業種もある一方、人の動きが必要な事業者には非常に痛みを伴う業種の2つに分かれること。
3)人間らしく生きるためには、人間の基本的人権である自由、人と人の心からの結びつきが大切であること。
立山登山マラニックは、立山の大自然の中で人間が失ってはいけない自由・協調・調和の精神の下、私たちの求める「with/after corona」の時代に合わせて、しっかりと感染対策を考え・実施し、第23回大会を実施していきたいと考えています。
敢えて「with corona」の時期に大会を開催する事で、選手・ボランティア・応援のみなさん実行委員に新しい意識が生まれ、予想される「corona」第2波、第3波を人々が協調して乗り切れる日本人らしい絆が立山で生まれることを願って。
立山登山マラニック実行委員会
開催日
2020年8月29日(土)
スタート会場
富山県 富山市
浜黒崎海岸(キャンプ場):マラニック(フル)の部
立山カルデラ砂防博物館:マラニック(ハーフ)、ウォークの部
ゴール会場
日本百名山 立山主峰 雄山山頂(標高3,003m)
内容
マラニックの部:ランニング、登山 (マラニック=マラソン+ピクニックの造語)
ウォークの部:ウォーキング、登山 (どちらかの足を常に地面に接地し、大地に溶け込み雄山山頂を目指す)
種目
距離
スタート時間
制限時間
高低差
募集人数
参加費(宿泊あり)
参加費(宿泊なし)
マラニック(フル)の部
約65km
4:00
11時間
3,003m
50名
26,000円
19,000円
マラニック(ハーフ)の部
約27km
6:15
7時間45分
2,500m
50名
21,000円
14,000円
ウォークの部
約27km
6:30
8時間30分
2,500m
50名
21,000円
14,000円
参加資格
- 1.大会当日において20歳以上。
- 2.マラニック(フル)の部のみ:エントリーから3年以内に次の実績のいずれかがある事。
1)フルマラソン4時間以内。
2)100㎞ウルトラマラソン完走実績。(12時間以内の完走が望ましい。)
3)当大会で浜黒崎から室堂エイドまで制限時間に到着した実績がある事。
※エントリー時に大会名及び記録を入力すること。 - 3.エントリーから3年以内にコースタイム8時間以上※1の山岳コース※2を1日で踏破した経験がある事。
※エントリー時に山岳名を入力すること。
※1 昭文社「山と高原地図」などのコースタイム。
※2 標高2,000m以上又は日本二百名山を含むコースが好ましい。 - 4.山岳地で起こりうる様々な自然環境の変化に適切に対応できること。
- 5.スポーツマンシップ、交通安全、登山マナーを身に付けていること。
- 6.制限時間内にゴールする体力・気力・自信のあること。
- 7.大会前日の住所で非常事態宣言が出されていないこと。
- 8.過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がないこと。
- 9.大会前3日間及び大会当日の体温を測定し、37.5℃以上の発熱がないこと。(大会当日の体温は受付で測定する。)
- 10.心身共に健康こと。(糖尿病、心不全、呼吸器疾患等の基礎疾患を有しないこと、咳・倦怠感、味覚障害等、体調に問題のないこと。)
- 11.同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいないこと。
- 12.上記参加資格等を承諾した誓約書を受付時に提出すること。
エントリー
e-moshicom(イーモシコム)
募集期間
2020年6月14日(日)~7月4日(土)(申込者多数の場合は抽選となります。)
主催
立山登山マラニック実行委員会2020
後援
富山県、富山市、立山町、富山テレビ放送、北日本新聞社、立山黒部ジオパーク協会、「立山・黒部」を誇りとし世界に発信する県民の会
協賛
株式会社オクトス、Lalahoney、雷鳥荘、富山トヨタ自動車株式会社、スポーツのマンゾク、SALLYS RUNNING DEPT. 、桝田酒造店、グリーンパーク吉峰、OUNCE、日の出屋製菓産業株式会社、株式会社イズミ、株式会社エムテック、立山サンダーバード、印刷工芸つるぎ、立山黒部貫光株式会社、おにぎりの志鷹、キョーエイ、陶芸家 釈永岳、浜黒崎キャンプ場
協力
富山県内のランニング・ウォーキング・登山愛好家のみなさま
情報協力
立山博物館[富山県]、立山カルデラ砂防博物館[富山県]